がん治療を支える歯科治療・口腔ケア
ー病院と地域の口腔ケアの取り組みー
講師 大田洋二郎先生
静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科
日時 平成24年1月29日(日) 10:00~13:00
場所 石川県立中央病院 健康教育会館 大研修室
対象 歯科医師
主催 石川県歯科医師会
ー病院と地域の口腔ケアの取り組みー
講師 大田洋二郎先生
静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科
日時 平成24年1月29日(日) 10:00~13:00
場所 石川県立中央病院 健康教育会館 大研修室
対象 歯科医師
主催 石川県歯科医師会
講師 川尻秀一先生
金沢大学医学部付属病院歯科口腔外科学教授
日時 平成23年11月19日(土) 午後5時~6時
場所 ホテル日航金沢
主催 金沢大学医学部付属病院歯科口腔外科同窓会
http://www.harenet.ne.jp/senohpc/disease/hemangi.html
血管種の85%以上は1年以内の乳幼児に発生するか、あるいは先天性のものである。先天性の血管種の約50%は自然消退するので経過をよく観察する必要がある。また、血管種の過半数は頭頸部の皮膚か粘膜に見られ、口腔内においては舌、口唇、頬粘膜が好発部位である。顎骨内に発生する中心性血管種もまれに見られる。
血管種の処置に関しては口腔外科へ紹介する。虫歯や歯周治療は、スタッフ共々細心の注意を心がける。
【図】発ガン物質に対する唾液の毒消し効果
西岡一(1987年)
発ガン性と密接な関係にある変異原性を用いて、食べ物に含まれる発ガン物質に対する人間への危険度を評価した。発ガン物質の多くは大量に活性酸素を作る物質であり、それによって細胞の遺伝子DNAが損傷して、突然変異が起こり、ガンの原因になると考えられる。
次に、試験管の中で発ガン物質と唾液と反応させてから、バクテリアに作用させると、突然変異細胞はほとんど消えていた。唾液中のペルオキシダーゼ、カタラーゼなどの酵素が活性酸素を消去する働きがあり、唾液には発ガン物質などを無力化する強い力がある。
つまり、よく噛んでゆっくり食べると、食物と唾液が十分混じり合い、ガン予防につながる。
扁平苔癬(へんぺいたいせん、lichen planus)は、口腔粘膜ではレース状や網目状の白斑として現れ、定型的なものは両側頬粘膜にみられます。明らかな原因はわかっていませんが、細菌やウィルスによる感染、薬物、歯科用金属アレルギー、ストレスなどが考えられています。
皮膚病変は癌化しませんが、口腔粘膜に出来るものは、慢性に経過し、症状の軽快と増悪を繰り返し、稀に癌化することがあります。診断には専門医による病理組織学検査が必要であり、白板症との鑑別が必要です。治療法は病態によって異なります。
気になることがあれば、早期に受診してください。定期的な経過観察を行い、必要な時には専門医を紹介します。
59才女性
口腔粘膜に現れる様々な病変は、舌にも見られる。気になること、分からないことがあれば相談してください。病変の場所、形態と経過に伴う変化をよく観察し、必要な時には口腔外科専門医を紹介します。
舌ガン
52才男性
舌部分摘出術
http://www.sap-cc.org/Oto/TongueCa.html
お口の中にも「がん」ができることをご存じですか?口腔がん(口の中にできるがん)は、日本ではすべてのがんの約2~4%を占めており、年間約6000人がこの病気にかかり、進行した状態で発見されるために約3000人が亡くなっています。しかし、早期がんの治療成績は90%です。自分で口の中のがんや「前がん病変」を見つけましょう。