睡眠時無呼吸症候群

スリープスプリント(症例)

患者 51才 男性
初診 平成23年1月20日
主訴 SASのプレートの作製
   日中眠くて仕方がない
現症 睡眠時無呼吸症候群にて経鼻式持続陽圧呼吸療法を行っている
   いびきをかく、歯ぎしりをする、肩こりがある

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スリープスプリント

  通常、睡眠中は主に鼻呼吸によって行われている。鼻腔には圧及び気流の変化を感知する受容器が存在し、鼻呼吸時はこの反射系が働いて吸気時の咽頭周囲筋活動を高め上気道の開存性を保持している。口呼吸時にはこの反射系が消失し上気道狭窄が起こりやすくなり、いびきや無呼吸の発生につながる。
 睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome:SAS)は中枢型と閉塞型に大別され、臨床的には9割以上が閉塞型である。そして、歯科領域で扱うのも閉塞型である。その患者さんでは、解剖学的に咽頭腔が狭小であったり、さらには就寝時に舌根が沈下してしまうことが多いことから、舌を前方に保持する口内装置や、下顎を前突させて中~下咽頭腔の開大をはかる歯科的口腔内装具が考案されている。現在普及しているのは後者のタイプであり、スリープスプリントと呼ばれている。

 但し、医療保険でスリープスプリントを作製する場合には、医科保険医療機関で睡眠時無呼吸症候群の治療法として口腔内治療装置が有効であるとの確定診断を受け、そしてその情報提供文書を歯科医院に持参することが必要である。

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