下顎前突

6歳児の下顎前突

6歳児の反対咬合1.jpg 当院にて1年半ほど前に、乳前歯は切端咬合に見えるが、下顎の右側偏位によって右側乳犬歯が逆被蓋となる乳歯列の下顎前突であると診断し、食事時の姿勢や奥歯でよく噛むことを指導していた。そして、永久歯萌出と学校歯科検診を契機に本格的に治療を開始することになった。

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ムーシールドの臨床応用

佐波デンタルフェア 特別講演
講師  柳澤 宗光先生
日時  2011年3月13日(日) 11:30~13:30
会場  金沢流通会館 4Fセミナー会場
定員  80名

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5歳児の下顎前突

5歳児の反対咬合②1.jpg 当院では幼児から小学生の食べる機能を支援している。食事の姿勢や食べ方、食形態、口唇閉鎖等々である。その中で、反対咬合ではムーシールド、歯の萌出スペース不足ではT4Kも一つの選択肢として考えている。一番の変化は舌の可動範囲増ではないかと思う。舌が口腔底によどんでいるような反対咬合の幼児に、ムーシールドを2,3ヶ月夜間に装着していると、舌尖が口蓋乳頭部にしっかり当てることができるようになり、舌打ちがうまくできるようになり、前歯部の被蓋が改善してくるようである。飲み物がなくても奥歯でしっかり噛んで食事ができるようになり、唾液の分泌量も増えていく。食事時間も短くなり、発音が明瞭になったり、口呼吸から鼻呼吸の変化もある。

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成人の下顎前突

成人の反対咬合1.jpg 成人の反対咬合は、小さい頃からの食生活やプラークコントロールに影響を与え、虫歯、歯周病さらには歯牙欠損を引き起こしている。咬合のバランスの崩れから顎関節や咀嚼運動にも変化をもたらしている。また、劣等感などの心理的障害や人格形成にも大きな影響を与えている。
 従って、歯牙の欠損や歯周状態、補綴物などの制約に伴う矯正装置の工夫と患者さんのニーズを充分に考慮した治療計画を提案する。そして、それらを説明し、選択・確認してもらい治療をすすめていく。また、予測しがたい口腔内や患者さんの気持ちの変化時にも、現状を伝え、方針の変更を相談し、治療の進め方を再度確認する。

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7歳児の下顎前突

7歳児の反対咬合1.jpg 患者本人と家族に、現在の咬合状態を認識してもらい、下顎前突(反対咬合)の診断(歯槽性か骨格性か、どの程度の中間型か)と、成長発育段階の時期や程度を理解して頂き、治療を開始する。
 今回の症例では、著しい骨格性ではなく、また上顎6番未萌出であり、発育途上であったこと、そして本人や家族の協力が得られたことが、良好な結果に到達したと考えている。

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3歳児の下顎前突

ムーシールド1.jpg 乳歯列期に「被蓋を改善して経過観察」する事を両親に理解してもらい、協力を得て治療を進めることにした。始めは印象も採ることはできなかったが、次第に歯科医院の雰囲気にも慣れ、両親やスタッフの努力の甲斐あって、4ヶ月後には模型を作ることができた。ムーシールドにも慣れ朝まで装着できるようになり、コミュニケーションや意思の疎通が取れるようになった。そして、咬合面に光重合型アイオノマーを添加することにより、左右のバランスが取れるようになり、1年後に正常被蓋になっていった。
  今後、食べる機能の注意(食事時の姿勢や食形態など)と口腔やその周囲の働き(発音、舌体操など)の訓練を続けながら、永久歯交換期まで歯列や咬合の正常な成長発育を見ていきたいと思う。

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ムーシールド

「筋機能訓練装置・ムーシールドによる反対咬合の早期初期治療」
メモ
1.早期治療
 3歳児健診で下顎前突を見つけたら、早期に治療するように勧める。そして正常咬合にして上顎への阻害因子をなくしてから様子を見よう。
 日本では3歳児の約4%が下顎前突である。そして、永久歯が萌出して治るかもと思っていても、自然治癒するのは6%である。また、治療開始時期が遅くなるほど正常な発育曲線からかけ離れていき、治療に長期間必要になる。

 

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