「少量の水で歯磨き」体験
当院でも試み、検討した。様々な提案があった。
舌の痂皮
患者さんは寝たきりであり、指示が入らない状態であった。前歯部は開口し、そこから舌が突出し、乾燥状態になっていた。舌尖部に痂皮が観察された。
口腔ケアの手順は、先ず、2%重曹水または、10%過酸化水素水を浸した綿球で、乾燥部を湿潤する。暫くしてから舌ブラシ、スポンジブラシ、ガーゼなどを用いて2~3日にかけて無理せずに綺麗にする。そして、口内保湿・湿潤ジェル「オーラルバランス」を塗布して保湿する。
口腔ケアグッズ
思春期の歯肉炎
歯肉を見る目
よくなる経験をさせる
どこが変化するか
どこが患者によく分かるか
部位を選択する
どんな変化が起きるか
どのくらいの日数がかかるか
信頼された後に磨き方を聞かれたら教える
なるべく教えない
自分で工夫する
宝物は少しずつ
この続きはまた来週
歯間部歯肉を自然な形に
歯間ブラシは、単に入るから使うのではなく、その目的を考えて使用すべきである。
たとえば、歯肉に炎症があり出血するから使用するなど。
特に若年者では、歯肉の可能性を考えて、歯間部歯肉が自然な形になるように、歯間ブラシを使わないプラークコントロールも一つの選択肢として考えている。
歯肉炎
症例1 患者 13才女性 初診 1982年3月26日
左は典型的な歯肉炎であり、右は1ヶ月半の状態
症例2 患者 14才男性 初診 1984年8月28日
30年以上の臨床で1例だけ経験した潰瘍性歯肉炎と1ヶ月後
かなりのストレスと全身疾患を疑いました。当時非常に苦労したことを思い出す。
歯周病治療において歯科医師をサポート
歯周治療はチームアプローチです。主に歯科医師がキュアを受け持ち、歯科衛生士がケアを担当します。歯周治療を成功に導く鍵は、なんといっても継続性です。そのためには、患者さんとの信頼関係が大切です。その最も大切な部分を歯科衛生士が担当しています。
実際には歯科医院に訪れるほとんどの患者さんは、自分が歯周病になっているとは思っていません。始めて来られた患者さんは、主訴を聞いて改善してから、歯周組織の検査(歯の動揺度測定、歯周ポケット測定、歯肉からの出血の有無、レントゲン診査など)をしてから、先生が治療の計画を立て説明しています。
患者さん自身が治そうと思い、歯ブラシを持って次回来院すると、歯科衛生士の出番です。

