もっきりや情報

パンディロの神様、セウシーニョ

パンディロ.JPG 22日(日)6時半頃、既にもっきりやはブラジルファンで賑わっていた。パンディロが響くと、つま先を軸に足首が、そして腰が自然と小刻みな回転を反復させる。左手中指の微妙な消音と右手の指先や手のひらによるバラエティが楽しい。小さなソロバンの軽快なリズムもおもしろい。
 渡海(わたるみ)は、感情静かなショーロと情熱的なサンバを個性豊かに歌い上げた。4年前よりかなりバージョンアップしていた。クラッシックを彷彿させる歌声とキレのいいピアノやギターがより一層気持ちよくさせた。アフリカのリズムとヨーロッパのメロディが、こころを明るく、穏やかにさせる。前奏に合わせた、ブラジルの生活や恋心など歌詩の解説は、観客にリオディジャネイロへのあこがれを植え付けた。

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山下洋輔&真部裕

山下洋輔.JPG 10月12日に先行予約のメールが届いた。すぐさま返信した。そして、その日を心待ちにしていた。7時過ぎに「もっきりや」は既に満員だった。
 山下洋輔のピアノソロが始まった。一瞬にして感動に包まれる。流れる指先のメロディ、ソフトタッチなつま弾き、力強いスナップの連打、荒々しい肘打ち。
 真剣勝負のデュオは、心を揺さぶるフリージャズ。ボレロ、 メロンジャム、9拍子のKurdish Dance 、リベルタンゴなどなど。攻守を切り替えてのアドリブの感性を楽しむ。張りつめた緊張感とアイコンタクトのあうんも、ひしひしと伝わる。真部の中国語風秘密兵器に山下もびっくり。凄すぎる空間を共有した観客は、幸せ度100%をはるかに超えていた。満足した一夜だった。

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北浪良佳 金沢初ライブ

北浪良佳1.JPG 日曜夜、「これもまたおすすめ」に誘われてもっきりやへ。北浪の声量の豊かさは圧巻。声質の表情が魅力的、声帯の響きもすごい。歌にストーリーを感じる。世界各地から集めたラブソングを圧倒的な歌唱力で歌う。美空ひばりもカバーした魅惑のワルツ Fascinationを4拍子に変えて披露した。心温まる歌詞もよかった。「星空の下を2人だけで歩きましょう 肩と肩 頬と頬 寄せ合いながら どこまでも」。名手佐山は、渡された楽譜を黙読し、初見で鮮やかに弾きこなし、その上に楽しい即興を加える。アレンジ力に脱帽。素晴らしいライブだった。

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天太と代々木ナル No.2

大穴子一本揚げ.JPG 翌日の共済制度運営委員会のために、土曜日午前中の診療を終えて東京へ出張。夕食は、春に続いて2回目の天太。新宿雑踏街を甲州街道で挟んだ向かい側のビルの1階にあるカウンターだけのお店。静かな落ち着いた雰囲気と流れるジャズが心地よい。ガラス越しに揚げる様子もおもしろい。生きのいい穴子がさばかれ、身がふっくらと、骨がカリッと揚がり、東京湾の磯の香りを感じさせる。また、キスや海老への工夫と貝や野菜たちの素朴な風味も楽しんだ。
 そして、前回と同じく代々木ナルまで10分ほど歩く。ジョビンのボサノバを奏でる平岡は素晴らしかった。様々なジャンルを楽しそうにギターの音色で表現していた。ソロパートのアドリブも冴えていた。また、結城はベネチア仮面を身につけて、カーペンターズもカバーしたマスカレード(仮面舞踏会)をのびのびと歌っていた。

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ギラ・ジルカ

ギラ・ジルカ.JPG 平賀さんの「お薦めですよ」に誘われてもっきりやへ。ギラの華やかなソウルフルなパフォーマンスが堪らない。しっとりとした歌声と滑舌の良さも素晴らしい。バラード、ブルース、スタンダードと幅広い。魅力全開。リズムを刻む身体とライブ空間に浸れる心は幸せいっぱい。ギターはボーカルと息がピッタリ。流れるようなメロディも溢れるスピード感も最高。中村健吾のベースは健在だった。ギターとのコラボもアドリブも個性的に輝いていた。聴衆との一体感があり、ボジョレー・ヌーボーも美味しく、実に楽しいライブだった。帰りにCDにサインを貰った。

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オーボエもっきりや初登場

オーボエ1.JPG 今日は、午前中の再生医療講演会、昼からの国民皆保険50周年記念事業と忙しい日だった。夜は、もっきりやライブへ。香林坊はイルミネーションの季節になっていた。
 澄み切った明るい音色のオーボエ。上唇から鼻の下をいっぱい膨らませて、細い細いリードを力強く吹く。目を閉じ耳を澄ませば、優しく暖かな気持ちになれる。
 タブラはいつも不思議な世界。左手の腹を使って醸し出される音程を上下させる独特な風情に魅了される。ユーモア溢れるテンポの変化もおもしろい。
 リズムの違う左右の手がピアノをたたく。気持ちよく引き込まれる。異色の組み合わせのトリオは、インド、アラブ、地中海の南回りの旅へ連れて行ってくれた。

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河島アナム

河島アナム1.JPG アナム&マキのギターが聴きたくて、もっきりやへ。久しぶりのアナム。父譲りのハスキーとパワフルさに加え、伸びのある高音の歌声にしびれる。ピアノの弾き語りによる「酒と泪と男と女」には、一緒に口ずさんだ。河島英五が亡くなってもう10年経ち、「生きてりゃいいさ」も歌えるようになった気持ちに共感し、ハーモニカも交えた返歌にも心を打たれた。タンバリンや笛の音とどんどんひゃららのかけ声を即興で重ねて録音したものをバックに「村祭り」を歌った。アイディアがおもしろかった。

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フラメンココンサート

ルナーレス3.JPG 日曜日の夕方、フラメンココンサートへ。会場には400人ほどが詰めかけ、入口には花束やアレンジメントも溢れていた。
 2人の語りで幕が上がった。ギターの激しさ、つま弾く響きが、カンテのしゃがれた身体の奥底からわき上がる歌声が、手拍子が、かけ声が、バイレの情熱的な踊りを高揚させる。観客もスペインの地に引き込まれていく。カスタネットの音色や男性のカンタオールも聴きたくなった。

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ENCOUNTER

http://www.youtube.com/watch?v=CAA2FI1W7dk
ENCOUNTER1.JPG 異なった分野や未経験ゾーンの依頼が重なって押し寄せて、引き出しに整理されないまま、脳内に膨れあがり収容しきれなくなった。それで、新たな気持ちで優先順位と、なすべき順番を整理するために、もっきりやへ。
 トリオ+金管のジャズライブが始まった。日焼けした浜崎、アワビとカキ貝に夢中になったグルメな堀、20キロ減量した高瀬、スティックを持つと人が変わる広瀬。聴き心地よいテナーサックスと透き通るフルートが、センス溢れる流れるようなピアノが、オリジナリティ溢れるメロディアスなウッドベースが、陶酔しきったドラムスが、今の時代を生き生きと感じさせた。
 帰りには、脳内に残っていた、もやもやしたぬるま湯は一掃され、脳内は新鮮な熱々のお湯で満たされ、心もすっきりした。

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OMA-SOUNDS 鈴木勳 2011

鈴木勳.JPG ベースの最高のプレイが始まった。軽やかにメロディラインを奏でる、押さえた指を揺すり余韻を残す、弦を強くつま弾く、低音弦を軽くたたき響かせる、打楽器のように全ての弦をたたく、バラエティに富んだ奏法が、心浮き浮き楽しくさせる。時折見せる独特な小気味よいテンポが身体をしびれさせる。足や指のリズムと首の揺れが止まらない。お茶目な間のエンディングも愉快。
 ペットの澄んだ音色はカラッとした熱い風景に踊る姿が目に浮かぶ。膨らむ頬の"えくぼ"が絶頂のサイン。

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