経営

神様の女房

もう一人の創業者・松下むめの物語
高橋誠之助著
ダイヤモンド社
2011年9月8日発行

 20年以上にわたり執事として松下家に関する一切の仕事を担った高橋氏が、松下むめのさんの生涯を描いた一冊。経営のあり方、スタッフとの関係に於いて非常に参考になる。 むめのは、小さい頃から、わからないことはわからないと言い、理解が早く、事の本質をすぐつかんだ。また、相手に尽くす生き方を母こまつに教わった。そして、何事も先ずはきっちりとしたけじめが大切だと考え、松下電器を人間として筋の通る会社へと育てた。

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ドラッカーさんが教えてくれた経営のウソとホント

酒井綱一郎著
日経ビジネス文庫
2008年11月1日発行
714円

 2005年11月に、95歳で亡くなられた、社会生態学者であるピーター・ドラッカーさんとの数回にわたる直接対話から生まれた本です。小規模な企業や様々な組織のあり方を考える上でも参考になると思います。外の世界と交流をはかり、既成概念に縛られず、現場で没頭できるものを持ち続けていきたいです。

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スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン

人々を惹きつける18の法則
カーマイン・ガロ著
井口 耕二訳
日経BP社
2010年7月20日発行
1800円

 ジョブズのプレゼンテーションを3幕、18シーンに分けて分析し、聴衆を魅了するテクニックの数々を明らかにしている。コミュニケーターとしてのアップルCEOジョブズを紹介する本である。そして、本書を活用すれば、彼と同じように聞き手の心を動かし、また聞きたいと思われる話ができるようになれる。しかし、何事も努力である。ジョブズもあのような能力を持って生まれてきたわけではない。

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トヨタはどうやってレクサスを創ったか

"日本発世界へ"を実現したトヨタの組織能力
So It's TOYOTA
高木晴夫著
ダイヤモンド社
2007年9月28日発行
1800円

 本書は、トヨタと関係会社の方々に対し直接インタビューし調査した情報を基に、「日本発世界」を可能にした組織とリーダーシップについて書かれている。世界一の規模になろうとする日本一のトヨタが、バブルが弾け、国内シェア40%を割り込んだ2000年の時点で、危機の予兆を嗅ぎ取り、その10年後を見据えた課題を見つけ、その課題に対する解決策を練り、ブランドの再構築に挑んだ。そして、日本の価値、日本の文化、日本のよさを世界へ発信した。
 右肩上がりの成長を望めない今日、ここに隠されたヒントに気づき、余剰の経営資源の活用と人のつながりを工夫していきたい。

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日本は世界5位の農業大国

大嘘だらけの食糧自給率
浅川芳裕著
講談社+α新書
2010年2月20日発行

 自給率向上を目指すことが本当に日本農業の将来に光をもたらし、日本国民を幸せにすることなのか。別の選択肢はないのか。同時に、農業を語る時の2つの疑問にも答える。
 A.もっと農業を保護しないと日本人の食料は大変なことになる
 B.構造的な問題を解決すれば、成長する可能性を持っている
この機会に農業を、農水省を考えよう。

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さおだけ屋はなぜ潰れないのか

身近な疑問からはじめる会計学

山田真哉著
光文社
2005年2月20日発行
700円

 この本を読むと、節約術と増収の極意が理解できるようになる。個人でも会社でも副業や投資は、本体以上にリスク管理を厳密にする必要がある。
 また、新しい角度からの考え方に気付いたり、モヤモヤしていたところが納得できたりする。「数字のセンス」も興味深い。

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武士の家計簿

「加賀藩御算用者」の幕末維新
磯田道史著
新潮新書
2003年4月10日発行
680円

 著者が平成13年夏に神田神保町の古書店で「金沢藩士猪山家文書」に出会った。その日から古文書との格闘が始まった。
 猪山家の家計簿には収入金額が記入されているし、買い物の内容もこまかく載っている。さらには借金の金額や借りた先までわかるから、武士の暮らしぶりが復元できる。猪山左内家の家計簿は天保十三(1824)年7月から明治十二(1879)年5月まで37年2ヶ月間も書き続けられており、欠けているのは弘化二(1845)年3月11日から翌年5月15日までの1年2ヶ月だけで、ほとんど完全な保存状態で残っている。「二度と借金を背負わないように計画的に家計を管理しよう」と考え、完璧な家計簿を付け始めたのである。
 体制、価値観が激変する明治維新に、加賀藩の会計係が大村益次郎にヘッドハンティングされ新政府軍の財政を支え、海軍の会計となり、生き抜いていく。様々な問題を経験する後半を是非お読みください。

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チームで取り組む 歯科医院の活性化

現場で起こる変革のドラマ
小原啓子編著
医歯薬出版
2009年8月15日発行
2800円

 小原さんから本が届いた。チーム一丸となって活性化に取り組む歯科医院の様子や院長やスタッフの体験談から現場の声が伝わってくる。
 「歯科医院の役割は何なのか」というブレない理念を持ち、それを達成するために「何をしたいのか」をしっかり考え、「情報の共有」をはかり、「仕事の仕組み作り」と「能力を生かす体制」を整えていく。そして、常に他者に対する思いやりの気持ち・奉仕の行動を忘れずに、最善の歯科医療サービスを提供する。
 また、「会社のために」働くことにも違和感を持たない他の業界のように、医療界も健全な「医院にするために」働く感覚も必要ではないだろうか。

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連帯保証人

悪しき制度が招く悲劇とその解決策

吉田 猫次郎著
宝島社新書
2006年8月24日発行
720円

 ハンコを押して財産そっくりなくしたとか、死んだ親父が連帯保証人になっていたとか等々、「連帯保証人」という言葉はよく見聞きしているが、詳しくはあまり知られていない。また、わかりやすい本も少ない。
 今回紹介する本は、「ただの保証人ではなく、連帯保証人でなければならない必要性がその契約にあるかどうか」が、自分の頭で判断できるために書かれたものである。また、諸外国の事情を知ると、日本の事業主が銀行に逆らわないで、銀行に言われるがままに「連帯保証人」としてサインしているのが、なんだか滑稽に思えてくる。そして、啓蒙が広く進み、連帯保証人制度が見直しされ、悲劇が減り、より対等で明るく活発な経済活動を営める環境が築かれていくことを望む。
 実例や対応策そして改善策など詳しくはこの本を読んでください。

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