2011年3月27日

歯科訪問診療への導入・注意点

講師 綿谷 修一先生
日時 2011年3月26日(土)18:00~20:00
場所 ホテル金沢
主催 河北歯科医師会

メモ
 1.ニーズは、誤嚥性肺炎の予防と食支援
   主訴の7割が義歯のトラブル
   希望は食事を楽しく
 2.一番のリスクは、印象とリベース時の喉への垂れ込み
   咽頭部の知覚と咳反射の低下

 3.依頼があったら、患者が訪問診療の対象かどうか確認する。ともかく話を聞き、できるだけ早く訪問する。主治医がいる場合、診療情報提供書をもらってから歯科訪問診療に着手する。主治医の了解なしには訪問に入らない。初回訪問が終了したら、依頼先(主治医・ケアマネ)に必ず治療計画を記載した診療情報提供書を送付(あるいは次回までに持参)する。

 4.診療中止の判定基準
  ①血圧が上が180mmHg以上、下が110mmHg以下
  ②不整脈の欠帯が5回/分以上
   脈拍数100回/分以上
  ③SpO2(経費的動脈血酸素飽和度)が90%以下
   当日のSpO2が低い場合は、看護師・介護者に平常時の数値を聞く。

 5.全身状態(認知症)と義歯の装着
  影響する因子
  第1位 着衣の脱着
  第2位 認知症の程度(長谷川式テストでは11点以上)
  第3位 口腔清掃
  第4位 排泄
  第5位 移動
  第6位 手の機能

   ADLスコアの合計点が10点以上なら義歯の装着は可能。
   7点以下は困難。(洗面や衣服の着脱可能なら義歯装着できる可能性が高い。) 

 6.摂食・嚥下能力レベル→食形態により咬合高径を低くする
              あるいは下顎の義歯を外す

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