1歳6ヶ月歯科健診

1歳6か月児歯科健診

 7月12日(火)13:30から内灘町保健センターに1歳6か月児健康診査のために執務した。21組のお子さんとお母さんが訪れ、再診を除いた18組が歯科健診を受けた。
 ほとんどのお子さんには第1乳臼歯が萌出していたが、1人だけは乳前歯8本のみが萌出し乳臼歯が萌出していなかった。月齢の基準ではなく、歯の萌出状態や舌などの働きに合わせた食べ方の工夫が必要である。今でも下唇を巻き込んで飲み込んでいるお子さんの相談には、手づかみ食べとコップ飲みをしっかりさせるようにアドバイスした。そして、虫歯や、歯周病、傾斜した智歯があるお母さんには早期の受診をすすめた。隣の部屋では、5~6人の集団での栄養指導(全員参加)と、希望者及びアレルギー等のある方に対しての個別栄養相談が行われていた。
 また、保健センターの母子保健担当が、7/17(日)に開かれる妊婦(両親)教室『レッツ!プレママ・プレパパクラス』で使用したいので、新潟県歯科医師会作製のDVD「かむことの効用はひとがすき」を借りに来た。 1歳6か月児健康診査のお知らせ.doc  3歳児健康診査のお知らせ.doc  プレママ案内文 夏期.doc

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スポーツドリンクと虫歯

質問
 猛暑が続き脱水症対策としてスポーツドリンクを飲む機会が増えています。スポーツドリンクを飲むと虫歯になるのではと心配です。
回答
 虫歯ができるのは、口の中のばい菌、食べ物や習慣、歯質や唾液の3条件が揃った時です。特に、乳歯や萌出したばかりの永久歯は虫歯になりやすく、砂糖との出会いが虫歯菌の活躍の場を作ります。そして、スポーツドリンクにも砂糖は含まれています。従って、次のような飲み方は避けましょう。
1.水代わりに頻繁に飲むこと
2.哺乳瓶などでだらだらと飲むこと
3.寝る前に飲んでそのまま眠ること

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3歳児の下顎前突

ムーシールド1.jpg 乳歯列期に「被蓋を改善して経過観察」する事を両親に理解してもらい、協力を得て治療を進めることにした。始めは印象も採ることはできなかったが、次第に歯科医院の雰囲気にも慣れ、両親やスタッフの努力の甲斐あって、4ヶ月後には模型を作ることができた。ムーシールドにも慣れ朝まで装着できるようになり、コミュニケーションや意思の疎通が取れるようになった。そして、咬合面に光重合型アイオノマーを添加することにより、左右のバランスが取れるようになり、1年後に正常被蓋になっていった。
  今後、食べる機能の注意(食事時の姿勢や食形態など)と口腔やその周囲の働き(発音、舌体操など)の訓練を続けながら、永久歯交換期まで歯列や咬合の正常な成長発育を見ていきたいと思う。

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ムーシールド

「筋機能訓練装置・ムーシールドによる反対咬合の早期初期治療」
メモ
1.早期治療
 3歳児健診で下顎前突を見つけたら、早期に治療するように勧める。そして正常咬合にして上顎への阻害因子をなくしてから様子を見よう。
 日本では3歳児の約4%が下顎前突である。そして、永久歯が萌出して治るかもと思っていても、自然治癒するのは6%である。また、治療開始時期が遅くなるほど正常な発育曲線からかけ離れていき、治療に長期間必要になる。

 

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歯科医院のフード・カウンセル

小児歯科臨床叢書①
歯科医院のフード・カウンセル
ー食環境の変化と食事指導ー

全国小児歯科開業医会(JSSP)編集協力委員会=編
東京臨床出版
6000円
2003年1月10日発行

 これまで、子どもの食生活を身体発育のために「何をどれだけ」食べるかという「栄養素栄養学」の角度から見ることが多かったですが、この本を読んで、機能の発達のために「どのようにして」食べるかという視点で、離乳食から幼児食について考えていただきたい。

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1歳6ヶ月の歯科健診の意義

①口腔内で処理できない大きさや硬さの食物が入った時、口腔内に貯めておいたり、丸飲みしないで口腔から吐き出せるような能力が身に付くこと
②目と手と口腔の運動の協調性が確立し、食物の大きさ形状に合わせて口の構えを作り、こぼさないで取り込める能力が身に付くこと
③食物を見ると欲しがり、手を伸ばしてスプーンなどでひとりで食べ、水分はコップを持って飲める能力が身に付くこと

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