離乳食の進め方

離乳食連絡会

ゴックン期1.JPG ここ4,5年、食の支援に対する考え方や環境の変更に伴う、保育園現場の保育士、調理師と町の管理栄養士との認識を共有するためにミーティングがもたれた。それぞれに10数人と2人が参加していた。先ず、管理栄養士の栗田さんから離乳食の概要説明とそれぞれの期のメニュー例の提示があった。手づかみ食べの重要性と舌の動きの解説がうれしかった。その後に意見交換があった。その現状を実感するために食育サポーター、歯科医師として参加し、歯の萌出状態など、歯科医の視点を加えた食育リーフレットを作製していることを紹介した。そして、離乳食を進める上で、舌や口唇の働きなどのどこにポイントがあるのか、また、個を大切にし、様々なものに幅ができ曖昧になった分、離乳食の進め方が早すぎるために発達が遅れるリスクもあることも伝えなくてはならないと思った。

続きを読む "離乳食連絡会"

サツマイモをはき出してしまいます

質問
 1歳過ぎても蒸かしたサツマイモを食べないで、はき出してしまうのですが、どうしたらよいでしょうか。奥歯はまだ生えていません。ジャガイモなど他の芋類も食べません。
子供の発達と保育士のかかわり研修 http://www.kojimashika.net/2010/10/post-557.html

回答
 芋類は本来なら、離乳が始まる頃(生後5、6月頃)から、すりこぎ棒ですり鉢で擦るなどすれば、食べられる物です。それでも、サツマイモはジャガイモと違い、水分を吸収しやすく、繊維もありますので、食べ難い面はあります。他の水分を少々混ぜてあげましょう。その過程を踏まなかったために、悪いイメージがついて食べるのを嫌がることもあるようです。焦らず時間を掛けて「美味しいね」と笑顔で接しましょう。

続きを読む "サツマイモをはき出してしまいます"

1歳過ぎたのに歯が生えてきません

質問
 生後1歳1ヶ月になるのに歯が1本も生えてきません。離乳食もかなり苦労しています。どうしたらよいでしょうか。

回答
 ゆっくりな発育ですね。最初に生える歯は下の前歯で、生後6ヶ月頃に顔を出し始めます。これは目安であって、個人差があります。1歳の誕生日頃に生え始めることもあります。1歳3ヶ月頃になってもまだ歯が生えてこないようなら、歯科医院でレントゲン写真を撮ってもらい、歯がちゃんとできているかを調べてもらうとよいでしょう。そして、歯の萌出を待ちましょう。

続きを読む "1歳過ぎたのに歯が生えてきません"

スポーツドリンクと虫歯

質問
 猛暑が続き脱水症対策としてスポーツドリンクを飲む機会が増えています。スポーツドリンクを飲むと虫歯になるのではと心配です。
回答
 虫歯ができるのは、口の中のばい菌、食べ物や習慣、歯質や唾液の3条件が揃った時です。特に、乳歯や萌出したばかりの永久歯は虫歯になりやすく、砂糖との出会いが虫歯菌の活躍の場を作ります。そして、スポーツドリンクにも砂糖は含まれています。従って、次のような飲み方は避けましょう。
1.水代わりに頻繁に飲むこと
2.哺乳瓶などでだらだらと飲むこと
3.寝る前に飲んでそのまま眠ること

続きを読む "スポーツドリンクと虫歯"

離乳の支援を学ぶ

 濱口ゆう子氏の話を聞いて
http://www.kojimashika.net/2009/09/post-366.html
 歯科医師、歯科衛生士の他に医師、看護師、助産師、言語聴覚士、保育士、調理師など様々な職種の方々が参加していた。

メモ
1.「食」の支援の考え方が変わった!
 ①平成15年に栄養改善法が廃止になり、「健康増進法」が施行された。
   それに伴い集団給食施設が特定給食施設になり、学校、保育所、病院などの給食が集団から個々人への対応(栄養管理)になった。

   栄養改善法 http://www.houko.com/00/01/S27/248.HTM
   健康増進法 http://www.kenkounippon21.gr.jp/kenkounippon21/law/index_1.html

続きを読む "離乳の支援を学ぶ"

低体重児と口腔の関係

質問
低体重児と口腔の関係は、機能的なことや歯列形態のことで何かありますか? 

回答                                              
 噛む能力は生まれつき備わっているわけではなく、訓練によって身に付くものでです。ほんの少し心がけるだけで、口腔の機能や形態は、発達、成長していきます。低体重児で生まれても、咀嚼発達のレベルに応じた離乳食のかたさを順序正しく進めれば問題ありません。そして、もう一つ大切なことは楽しい食卓です。

続きを読む "低体重児と口腔の関係"

離乳の支援

離乳の支援.JPG~「もの」から「人」へ~
~「教える」から「支える」へ~
とき  2009年3月26日(木)19時半から21時半
ところ 保険医協会会議室
講師  濱口優子氏(石川県子育て支援課 母子保健グループ、管理栄養士)
主催  保険医協会食育プロジェクト

 食育プロジェクトのメンバーと濱口氏と食べることと離乳や保育について議論した。かほく市健康福祉課の栄養士も特別参加した。食育に関して同じ方向を向いていることが確認できた。授乳や離乳食に関して管理栄養士からの視点は非常に参考になった。協力して子育てをサポートする信頼関係が築けた。

続きを読む "離乳の支援"

元気のない唇が増えている気がします

口唇002.jpg   口唇001.jpg

左は、子供がもっとリラックスした状態。唇に締まりがなく、時々口がポカーンと開いています。上口唇が山形になっていたり、頤部に緊張感があり梅干しの種のようにしわがあります。
右は、健康なお口を持つ子供の口元です。なんだか生き生きした顔の表情までも目に浮かびます。

続きを読む "元気のない唇が増えている気がします"

歯科医院のフード・カウンセル

小児歯科臨床叢書①
歯科医院のフード・カウンセル
ー食環境の変化と食事指導ー

全国小児歯科開業医会(JSSP)編集協力委員会=編
東京臨床出版
6000円
2003年1月10日発行

 これまで、子どもの食生活を身体発育のために「何をどれだけ」食べるかという「栄養素栄養学」の角度から見ることが多かったですが、この本を読んで、機能の発達のために「どのようにして」食べるかという視点で、離乳食から幼児食について考えていただきたい。

続きを読む "歯科医院のフード・カウンセル"

離乳食の進め方が早すぎるために逆に発達が遅れます

 生後7~8ヶ月、おすわりができる頃になりますと、舌の上下運動で上顎と舌でつぶして「もぐもぐ」食べるようになります。そして、9~11ヶ月、歯固め遊びをし始める頃になりますと、舌の左右運動ができるようになり、上下の歯ぐきで「かみかみ」つぶして食べるようになります。

続きを読む "離乳食の進め方が早すぎるために逆に発達が遅れます"

ページの先頭へ戻る