食育<離乳食から始まる口の機能育成>

乳幼児期に必要な口腔機能の発達と食との関連(1)

 講演Ⅰ  10:05~11:45
 演題  歯科医師からみた口腔機能の獲得について
 講師  金沢市 ながと歯科小児歯科医院  長門佐先生 
講演Ⅱ  11:55~12:45
 演題  口腔機能および消化機能の発達と離乳食     
  講師  野々市市健康福祉部健康推進課 管理栄養士 井沢恵先生

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1歳過ぎたのに歯が生えてきません

質問
 生後1歳1ヶ月になるのに歯が1本も生えてきません。離乳食もかなり苦労しています。どうしたらよいでしょうか。

回答
 ゆっくりな発育ですね。最初に生える歯は下の前歯で、生後6ヶ月頃に顔を出し始めます。これは目安であって、個人差があります。1歳の誕生日頃に生え始めることもあります。1歳3ヶ月頃になってもまだ歯が生えてこないようなら、歯科医院でレントゲン写真を撮ってもらい、歯がちゃんとできているかを調べてもらうとよいでしょう。そして、歯の萌出を待ちましょう。

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野菜の好き嫌いの克服術があれば教えてください

  口腔育成の立場からは、好き嫌いは発達・学習現象と考えています。親が「この子はこれが嫌いなんだ」と小さい頃から決めつけないことが重要です。
 3歳未満では乳臼歯がしっかり噛んでいませんので、野菜や肉類は嫌いというより食べられません。特に繊維性の野菜は噛み切れませんので、葉ものは食べにくいです。3歳を過ぎると、脳が発達して食べられない食品は減少します。しかし、まだうまく食べられない物もありますので、楽しい形や噛み切れる形状などの工夫が必要です。また食事時間の2時間前は、おやつなどをあげず、空腹にしておく事もポイントです。ふつうは10から15歳までに嫌いだった食品でも大部分が食べられるようになります。
 

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離乳の支援を学ぶ

 濱口ゆう子氏の話を聞いて
http://www.kojimashika.net/2009/09/post-366.html
 歯科医師、歯科衛生士の他に医師、看護師、助産師、言語聴覚士、保育士、調理師など様々な職種の方々が参加していた。

メモ
1.「食」の支援の考え方が変わった!
 ①平成15年に栄養改善法が廃止になり、「健康増進法」が施行された。
   それに伴い集団給食施設が特定給食施設になり、学校、保育所、病院などの給食が集団から個々人への対応(栄養管理)になった。

   栄養改善法 http://www.houko.com/00/01/S27/248.HTM
   健康増進法 http://www.kenkounippon21.gr.jp/kenkounippon21/law/index_1.html

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低体重児と口腔の関係

質問
低体重児と口腔の関係は、機能的なことや歯列形態のことで何かありますか? 

回答                                              
 噛む能力は生まれつき備わっているわけではなく、訓練によって身に付くものでです。ほんの少し心がけるだけで、口腔の機能や形態は、発達、成長していきます。低体重児で生まれても、咀嚼発達のレベルに応じた離乳食のかたさを順序正しく進めれば問題ありません。そして、もう一つ大切なことは楽しい食卓です。

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しっかり噛む工夫

 軟らかいものばかり食べていると、口のまわりの筋肉をあまり使わず、口やその周囲の機能が育たない。噛む能力は生まれつき備わっているわけではなく、訓練によって身に付くものである。ほんの少し心がけるだけで、噛む回数はいくらでも増やすことができる。身近にある食材から考えながら選ぶ、あるいは調理法をほんの少し変えるだけで、噛む回数が自然に増え、無理なく噛めるようになる。

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元気のない唇が増えている気がします

口唇002.jpg   口唇001.jpg

左は、子供がもっとリラックスした状態。唇に締まりがなく、時々口がポカーンと開いています。上口唇が山形になっていたり、頤部に緊張感があり梅干しの種のようにしわがあります。
右は、健康なお口を持つ子供の口元です。なんだか生き生きした顔の表情までも目に浮かびます。

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歯科医院のフード・カウンセル

小児歯科臨床叢書①
歯科医院のフード・カウンセル
ー食環境の変化と食事指導ー

全国小児歯科開業医会(JSSP)編集協力委員会=編
東京臨床出版
6000円
2003年1月10日発行

 これまで、子どもの食生活を身体発育のために「何をどれだけ」食べるかという「栄養素栄養学」の角度から見ることが多かったですが、この本を読んで、機能の発達のために「どのようにして」食べるかという視点で、離乳食から幼児食について考えていただきたい。

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「離乳期からの口腔育成を考えた食」について

歯科医から見た
「離乳期からの口腔育成を考えた食」について
-「自分で食べたい」食べる意欲と機能発育をうながすために-

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「噛まない子」「噛めない子」

子どもたちの食生活
 最近、保育現場などから「噛まない子」「噛めない子」や「なかなか飲み込まない子」というような報告が多くあり、また、小学校では「朝食をとらない」「夜習い事に出かけるために夕食時間が不規則になる」「学校給食において、食事姿勢の崩れや食器が上手に使えない」などの問題も指摘されています。そして学校検診でも口の中に多くの変化が観察されるようになりました。歯の噛み合わせが整っていなかったり、舌が細くて弱々しく、舌の縁に歯の痕がついていたりしています。

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