タテマチ大学食育学部

1歳過ぎたのに歯が生えてきません

質問
 生後1歳1ヶ月になるのに歯が1本も生えてきません。離乳食もかなり苦労しています。どうしたらよいでしょうか。

回答
 ゆっくりな発育ですね。最初に生える歯は下の前歯で、生後6ヶ月頃に顔を出し始めます。これは目安であって、個人差があります。1歳の誕生日頃に生え始めることもあります。1歳3ヶ月頃になってもまだ歯が生えてこないようなら、歯科医院でレントゲン写真を撮ってもらい、歯がちゃんとできているかを調べてもらうとよいでしょう。そして、歯の萌出を待ちましょう。

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ワインの嗜み方

 土曜の夕方電車とバスで竪町へ。第2回金沢ジャズストリートのためか街の中が少しざわついている。ワインに惹かれて初めてタテマチ大学の授業に参加した。チャイムが鳴り、起立、気をつけ、礼で始まった。ソムリエの始まり、資格の取り方、ワイングラスの位置、注ぎ方、等基礎の話を聞いた。いよいよ試飲。美味しい白ワインだった。レモンをかじってまた飲むと甘くまろやかに変化した。赤ワインでは変化がなかった。ワインの食べ物との相性を実感した。牡蠣などの魚介類を食べる時には抗菌作用のある白ワインを飲むことも教えてもらった。また、ブドウの健康度を照りや艶などの外観で、熟成を紫、深紅などの色で、産地を注いだ時、グラスを回した時、飲み残しの花や木の実、落ち葉や鉱物の香りでワインのテイスティングにチャレンジした。そして、竪町奥のユイガで05年のボルドー赤とフランス料理を美味しく頂いた。

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スポーツドリンクと虫歯

質問
 猛暑が続き脱水症対策としてスポーツドリンクを飲む機会が増えています。スポーツドリンクを飲むと虫歯になるのではと心配です。
回答
 虫歯ができるのは、口の中のばい菌、食べ物や習慣、歯質や唾液の3条件が揃った時です。特に、乳歯や萌出したばかりの永久歯は虫歯になりやすく、砂糖との出会いが虫歯菌の活躍の場を作ります。そして、スポーツドリンクにも砂糖は含まれています。従って、次のような飲み方は避けましょう。
1.水代わりに頻繁に飲むこと
2.哺乳瓶などでだらだらと飲むこと
3.寝る前に飲んでそのまま眠ること

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学校給食はセンター方式か自校方式か

●質問●
 食育を進める一方で学校給食のセンター化についてあまり反対の声を聞きません。そのことについてどう思っていますか。ちなみに私は給食は自校方式がいいと考えています。子どもたちのために。

●回答●
 学校給食を見つめ直す機会を与えていただいて感謝しています。食や子育てに関心が広がり、嬉しく思います。

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野菜の好き嫌いの克服術があれば教えてください

  口腔育成の立場からは、好き嫌いは発達・学習現象と考えています。親が「この子はこれが嫌いなんだ」と小さい頃から決めつけないことが重要です。
 3歳未満では乳臼歯がしっかり噛んでいませんので、野菜や肉類は嫌いというより食べられません。特に繊維性の野菜は噛み切れませんので、葉ものは食べにくいです。3歳を過ぎると、脳が発達して食べられない食品は減少します。しかし、まだうまく食べられない物もありますので、楽しい形や噛み切れる形状などの工夫が必要です。また食事時間の2時間前は、おやつなどをあげず、空腹にしておく事もポイントです。ふつうは10から15歳までに嫌いだった食品でも大部分が食べられるようになります。
 

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一生自分の歯で食事をしたいと思っています。コツなどありますか?

 歯が痛い時だけ歯科医院に通う人は、40、50才では平均0.4本/年、60才を超えると毎年1本の歯を失いますが、歯科医院で定期的に健診とクリーニングを受けている人は、事故などの外傷時を含めても、各年代を通して平均約0.1本/年と非常に少なくなります(新庄文明:「老年歯科医学」第3巻1号より)。できるだけリスクに応じた間隔で定期健診と歯科衛生士によるカウンセリングやブラッシング指導、クリーニングを受けることをお勧めします。

 大切なことは、口や身体の健康観を持ち続け、自分には虫歯や歯周病に対するどんなリスク(ミュータンス菌が多い、唾液が少ないなどや、歯周ポケットが深い、歯肉から出血するなど)があるのかを理解することです。そして、歯を削ったり、入れ歯を作ったりする結果に対する後始末に歯科医院に通うより、原因を見つけて自分自身で生活改善を目指す予防を優先しましょう。

 唾液がよく出るように、飲み物を飲まないで、できるだけ大きいものをよく噛んで食べるようにしましょう。例えば、リンゴでも、丸ごとかぶりついて食べる方が、4分の1にカットしたり、すりつぶしたり、ジュースにするよりも、同じ栄養でも口の働きはかなり違います。使うところは発達し、使わないところは退化しますので、よく働いた口は元気に健康になっていきます。

 また、口の中を綺麗に手入れする技術を覚え、習慣になるようにします。不充分なところは歯科医院で定期的にクリーニングしてもらいましょう。

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NPOタテマチ大学食育学部健口学科

小島登.JPG 2009年3月に竪町通りにNPOタテマチ大学が開校し、若者の目的意識向上と中心商店街の活性化を目的として活動を始めました。地元で活躍している方々のディスカッション形式の授業や部活やゼミと称する多彩な活動と、ホームページを利用した交流も行っています。20代を中心とする多くの若者がそれぞれに参加し、盛り上がっています。
 2010年2月1日には食育学部が23人の顧問でスタートしました。そして、5月19日より健口学科として仲間入りをしました。これから疑問・質問に答えていきたいと思います。

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前歯が「スキッ歯」です。

小学校3年生の娘の前歯が「スキッ歯」です。ほかの歯はまだ乳歯です。このまま放っておいていいのでしょうか?

 乳歯と永久歯の交換する時に、上顎で一番始めに生え替わる上顎中切歯(一番前の歯)2本の間 には、1mmほどの隙間ができています。この隙間は、側切歯(中切歯の隣の歯)が生えてくると閉じるのが普通です。しかし、余分な歯(過剰歯)や上唇の内側のヒダ(上唇小帯)が大きすぎる時などには、開いたままになってしまうこともありますので、歯科医院で診てもらいましょう。

 また、反対に交換時期に乳歯が全く隙間無く揃っている状態ですと、乳歯より大きい永久歯はジグザグになったり、ねじれて生えてきたりします。

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硬めの歯ブラシは使わない方がいいですか?

フェスツーン.jpg 硬い歯ブラシ使用しますと、歯肉に磨き傷ができます。傷が繰り返しつきますと、歯肉の辺縁がロール状に肥厚(フェスツーン)してちょうど"タコ"のように硬くなっていきます。これは歯肉に対する刺激が強すぎるため絶えず傷ができ、それを治そうとする生体の防御反応と考えられます。その肥厚した歯肉の辺縁に切れ込みができている場合は、開いた歯ブラシの毛先がいつもその場所を切り込むように通過している証拠なのです。
 そして、それが続きますと、歯の付け根が削られ、凹み"楔状欠損"になり凍みるようになります。また、その部位の歯肉が退縮し、歯が長く見えるようになります。

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キシリトールガムをかめば歯みがきの代わりになりますか?

  歯磨きの目的は歯垢を取ることです。歯垢除去の目的は大きく二つの目的があります。歯周病と虫歯対策です。
 キシリトールガムを噛んでも、歯周病の原因である歯垢を十分に除去できませんので、歯周病対策にはなりません。しかし、虫歯予防対策としては効果が認められています。ただ、使い方(味がなくなってからも、ガムを5分以上噛み続けて唾液を十分に出すようにする)に注意を要します。
 6炭糖(炭素が6個の分子)の砂糖など、虫歯を作る甘味に比べれば、キシリトールには虫歯を予防する効能があります。虫歯を作るミュータンス菌は、5炭糖のキシリトールを代謝(利用)できず、数が少なくなっていきます。また、歯を溶かしていく酸も産生できませんので、虫歯を作りにくくなります。そして、噛むことによって唾液が多く分泌され、初期の虫歯を修復する働きもあります。フッ素との相乗効果もあります。
 しかし、キシリトールを続けるには費用がかさむことや中断後には効果がなくなることを考えれば、歯磨き剤やうがい薬などの形でフッ素を利用する方が費用対効果は高くなります。フッ素には歯質を強化する働きもあり、持続性もあります。

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